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キャリア教育とは何か。Foresight Act 西田将浩の考え。

ForesightAct-キャリア教育 ForesightAct 研究・考察

キャリア教育とは何か。

この問いの答えを探し求めて16年目、ようやくその光が見え始めました。

キャリア教育の定義

キャリア教育とは、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」と定義されています(平成23年1月31日中教審答申「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」)。

僕はこれを,生きていくため、働いていくために必要な社会人基礎意識や態度(ココロの発達・マインドセット)社会人基礎力(スキルの修得)を修得することであると理解しています。

「社会人基礎力とは何か!?」については、以下の3つがあります。

  • 経産省の「社会人基礎力」

  • 厚労省の「就職基礎能力」

  • ATC21Sの「21世紀スキル」

今回は「社会人基礎意識とは何か!?」について触れたいと思います。

社会人基礎意識とは何か!?

最初に紹介しておきたいのは、京都大学 溝上慎一先生の著書どんな高校生が大学、社会で成長するのか―「学校と社会をつなぐ調査」からわかった伸びる高校生のタイプ です。

この「学校と社会をつなぐ調査」からわかった伸びる高校生のタイプは簡単に説明すると、キャリア意識コミュニケーション能力が高い高校生です。このような高校生が大学や社会で成長するという研究結果があります。

詳しくは本を読んでいただきたいと思いますが、このことで真っ先に思い出すのは、我が師匠、宮原清氏(日本キャリア教育学会員)の研究である社会形成意識とコミュニケーション効力感です。

社会形成意識とコミュニケーション効力感をキャリア発達させれば、連鎖的に進路意欲が高まるという研究結果がでています。

宮原氏がいう社会形成意識とは、以下の3つです。

  • 貢献性(困った人を見かけると手助けしてあげたくなる / 人の喜びを自分の喜びのように感じる)

  • 責任感(始めたことは何とか最後までやり遂げたい / やり出したことを途中で投げ出すのは嫌いである)

  • 生産的意識(”自分で問題点を見つけて解決し、ものごとを進めるのが好きだ””他人に決められたことだけをやるのでなく、自分で工夫したり改善することが好きだ”など、主体的な課題発見、課題解決への関心)

コミュニケーション効力感とは、以下の3つです。

  • 積極性(特定の対人関係がより深められると感じる)

  • 親和性(多くの人と付き合うことや、人付き合いに対する抵抗のなさを示す)

  • 高社交性(印象の悪い相手とも関係をつくれそうに感じる)

お二人の大先生の研究成果から、これらが社会人基礎意識となるのではないかと私は考え、これらを発達させることがキャリア教育の一つであると考えています。

「キャリア教育=職業教育」と考えている方が多くいらっしゃいますが、職業教育はキャリア教育の一部で、キャリア教育はもっと広い意味がある(生きる力を育む)というものが私の考えです。

平成28年7月9日(土)に僕のキャリア教育人生をかけた勉強会を開催します。

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講師は、日本キャリア教育学会で知り合ってからもう4年近くになる立命館宇治高等学校の酒井淳平先生と先にご紹介している宮原先生です。

総括講演には福岡一のアクティブティーチャーである和田先生にお願いしております。

是非スケジュールを調整してご参加下さい。お待ちしております。

最後になりましたが、我々も社会人基礎意識について研究をしています。そのことについては、次回のブログで書きますが予告だけ。

私は「社会人基礎意識=志」だと考えています。

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