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志教育その1 自動車業界に受け継がれる志は何か?麻生工科自動車大学校の新入生のみなさんと考えました。

新入生むけの入学前研修

新入生に対して入学前の研修を行ってきました!

2月6日(土)麻生工科自動車大学校主催の当社が講師という形です。

テーマは「志」

今回は「志」をテーマにお話をさせていただきました。この内容は我々が得意とする「志教育」の一環でもあります。

このような勉強会を開催した目的は、専門学校で学ぶ意義を入学前に考え、志を持って専門学校で学んでほしいと思ったからです。

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研修プログラムの内容

新入生にはまずはじめに「夢」と「志」の違いについて考えてもらいました。

新入生からは夢は非現実的で志は現実的夢は“なりたい”で志は“なる”夢は遠い目標で志は近い目標夢は叶えるもので志は持ち続けるものなどの意見が出てきました。

なるほど~という感じですよね。世間一般的に学生が抱くイメージはこういったことなのだと私にとっても勉強になります。

ちなみに私が考えてきたこれらのワードの意味は“夢は手段、志は人生の目的である”“夢は自分のため、志は他人のため”です。

夢が手段と言われてもピンとはこないかもしれませんが、夢を行動に移すための原動力と考えて貰えれば漠然とイメージできませんか?

これらの言葉は今後もたくさん出てくるので色んな角度からお伝えしていきたいと思います。

自動車業界の新入生ですから、次は具体的に「自動車業界の志」について考えてもらいました。

新入生にはある動画見てもらい、その動画には今の社会が抱える問題をこちらから投げかけます。

これは、社会問題に対する当事者意識を持ってもらうためです。

その後に、新入生たち自らで自動車が与える社会への悪影響をグループで話し合い発表してもらいました。

新入生が考えた“自動車が与える社会への悪影響”とは

結構な種類の悪影響が挙げられました。

「二酸化炭素の排出による環境汚染」

「原油価格の高騰」

「騒音」

「運動不足」

「渋滞」

「天然資源の枯渇」

「自動車税の上昇→自動車離れ」

「人口増加→乗る人の増加→事故増加」

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新入生でまだ業界のことを学校からは学んでいないとはいえ、流石にこの分野にすすむだけあって意識が高いと感じられる意見です。

私はこれらの問題を「なんとかしなければ」という気持ちこそが当事者意識だと考えていて、その当事者意識から志が生まれます。

問題を意識しそこに対して当事者意識を抱く。「しなければらなないこと」とは何か、つまり社会における自分の役割は何か、私も常に考えています。

新入生の今の志

最後に今日の内容をふまえ、専門学校で学ぶ意気込みや志を言語化してもらいました。

「一級整備士免許をとる」

「自分の整備工場を建てる」

「自動車業界に携わることで少しでも社会の役に立ちたい」

「自動車の仕組みを理解し、最新技術を学ぶ」

「誰かを“笑顔”にすること!!」

「車を通してたくさんの人の力になれるような人間になる」

「自分の好きな自動車に対する知識を深めていって整備士でしか社会にできないことを少しずつ行なっていく」

「専門的なことを学びつつこれからの課題点を見つけていきたい」

「整備士になって車に乗る人を明るくしたい」

「広い視野をもって自動車のことだけではなく社会のことも考えたい」

いかがでしょうか?

素晴らしい志が生まれたのを感じますし、これらの学生のコメントからも今回の研修プログラムで何かを感じてもらえたということがわかってとても嬉しいです。

麻生工科自動車大学校の皆さんには、当社がきっかけにしてもらいこれらの問題を解決できる“志士”となってほしいと思います。

麻生工科自動車大学校のみなさまの成長を心より願っています。

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